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《バックナンバー》 2002年5月〜8月


『つ ぶ や き』 2002年9月号 

   

2002年9月24日(火)  ・・・・『教え子の読経』・・・・

 大阪の池田市の小学校で6年のとき担任だった先生が、肺がんで亡くなり、お通夜に行ってきました。3年前から6年生のときの同級会が36年ぶりに始まっていたので、毎年4月に10人ぐらいの同窓生でお見舞いに行き、車椅子を押しながら、近くの昔よく遊んだ公園に花見に行きました。先生は声はもう出ませんでしたが、とてもうれしそうな表情をしていたのにとても残念です。

同級生がお寺の住職になっていたので、彼のスケジュールに合わせてお通夜を執り行っていただきました。あんな良い声だったかと思うほど朗々と響く声で彼ひとりの読経が続きました。

焼香がすんだあと彼が皆のほうに向き直り話し始めました。・・・葬儀用の会館なので仏様は舞台の上。本当は同じ高さの場所でみんなに囲まれて送っていただきたかった。みんなが傍で、心からの思いを伝え送るのが本来のお通夜なんです・・・彼は本当に残念そうに語り、涙をこぼしていました。

夜の11時過ぎまで同級生が残り、先生の棺の周りで酒を飲みました。先生の人間性をみんなで引き継ごう・・と話しながら。

目をつぶった先生の表情がとても幸せそうでした。

 

     

2002年9月16日(月)  ・・・・『メトロポリタン展』・・・・

 久しぶりに京都市美術館に行ってきました。天気もよく結構込み合っていましたが、ピカソやマティス、バルテュスなどの「エコール・ド・パリ」時代の作品72点をゆっくりと観ることができました。

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モディリアーニの「横たわる裸婦」などよく知られた作品もあったのですが、珠玉の作品群のなかでも、ピカソの作品はひときわ目を引きました。

初期の極めて写実的な人物や静物の描写は、一瞬の光を切り取りその質感や情感までを表現しきっている・・・しばらくその画の前でたたずんでしまいました。

芸術作品のもつ時を超えて訴えかけてくる力はすさまじい。できるだけ時間を作っていろいろな芸術作品に触れる機会を増やしていきたいものです。

メトロポリタン展は11月24日まで開催しています。一度行ってみて下さい。何かインスパイアーされることうけあいです。

 

  

2002年9月15日(日)  ・・・・『神の子』・・・・

 マニラ首都圏ケソン市のパヤタスごみ集積場のごみの山が、台風の大雨で山崩れを起こし、ここのごみの山にすむ住人、200世帯が生き埋めとなった。次々と掘り出されるごみたち」の冒頭のシーンである

◆この「スモーキー・バレー」と呼ばれるごみのだらけの死体・・100人以上が犠牲となった。四ノ宮監督のドキュメンタリー映画「神の子山周辺には約18,000世帯92,000人ものの貧しい移民が住み、スカベンジャー(ごみを拾って生活する者)と呼ばれていた。そこでは劣悪な環境の中で障害を持った子が多く生まれていた。フィリピンでは先天性障害をもって生まれた子どもを「神の子」と呼んでいる。

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◆神戸でニューヨークのテロの遺児と、アフガニスタンの報復戦争での遺児と神戸震災の遺児たちの交流会が開かれ、テレビで報道されていた。10日間のふれあいの最後にそれぞれの国の子ども達がマイクを握った。アフガニスタンの子どもは「私が生まれてから今日まで、こんな平和な10日間は初めてでした・・」とつぶやいた

◆すべての「神の子」たちが幸せに暮らせる社会を・・すべての子ども達が「平和な日々をすごす」ことがあたりまえの世界を・・ひとりの人間として、企業家として、人類の一員として、価値ある生き方を求め続けていきたいものです。

 

    

2002年9月11日(水)  ・・・・『聞きたくない音』・・・・

 久々にバドミントンを楽しむ機会があった。キュッキュッという靴の音・・パシュッっというシャトル・・ピシュッと振られるラケットの音・・・

体育館に響く『音』が小気味いい

 家に帰るとTVで昨年ニューヨークで起こった国際貿易センタービルへの テロのとき  ビル内で救助に当たる多くの消防隊の様子が記録されたフィルムが公開されていた・・・あまりの被害の大きさに ビルのロビーで途方にくれる消防士たち・・

エレベーターも動かず救助方法を検討する消防隊の周りに、間隔を置いて続く鈍い大きな衝撃音・・!!!猛炎につつまれ70階以上から飛び降りた人の衝撃音であった・・!!

パニック映画ではない・・ひとりの人間の命が・・生活が・・人生が・・全てが破壊される音・・

その『音』の持つ意味はあまりに大きすぎる・・

我々が二度と聞いてはならない『音』だ・・!!

 

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