☆花の坂の家 新築工事 ・・
杉と檜の薫る 若手料理人の家です
2007年4月竣工しました
06年秋晴れの一日
神主さんに地鎮の儀を執り行って
いただきました
上棟の日も快晴です!!
敷地が変形のため
骨組みも複雑な形状となりました。
登り梁も組みあがり
たてものの姿が現れてきました。
化粧細目の米松梁の木目が
きれいに揃っています。
木材を揃えていただいた
材木やさんの苦労のあとが
見えます。
屋根の野地板は徳島産の
厚み35ミリの無垢の杉板です。
杉板だけでかなりの断熱性能を
発揮してくれます。
その杉板の上に
さらに断熱材を重ねました。
壁の断熱材は
セルロースファイバーの
自然素材で作られた
「デコスドライ」が充填されました。
呼吸する断熱材です。
南の道路に面するベランダも
厚35ミリの杉板です。
深い庇がかかっている
とっても日当たりのいい
杉の香りのする
ベランダになりました。
深さ4尺の庇を
登り梁が突き出して、
しっかりと支えています。
軒先を軽やかにするために
梁下端をカットしています。
陽あたりの良いリビングダイニング。
床暖房に対応した圧縮杉の床材が
きれいな木目を見せています。
温水床暖房のぬくもりは
ほっこりとした温もりです
キッチンのレンジの前に
細い窓をつけました。
煮炊きをしながら外を通る
子どもたちの姿を見守ります
連なる梁が
天井にリズムを生み出します。
ブラケットの光があたたかく。
和室にしつらえた地窓。
掘り炬燵に入ったままで
庭を眺められるように・・・
地窓の廻りは
大工さんと建具屋さんの
腕の見せ所です。
すてきな地窓ができました
明るい光の差し込む浴室が
できました。
コーナーにはシャンプー棚を
3段つけました。
↑浴室の天井は桧縁甲板です。
結露しにくい
天井ができました。
洗面の正面の
窓に取り付けられた
スライド鏡建具です。
鏡をのぞく顔を
陽光が照らします。
タモ積層カウンターに
嵌め込まれた洗面ボウル。
壁の杉板と響きあいます。
玄関の四半に張った
テラコッタ風タイル
コーナーには雨傘のしずくを
流す排水孔をあけています。
2階廊下の
洗面コーナー
陽光あふれる
気持ちいい場所になりました。
階段の段板も杉の板です。
あたたかな足ざわりと
滑らない階板が
安心です。
簓桁を使わずに、
段板1枚1枚を
壁の中に呑み込ませました。
大工さんの技が冴え渡ります。
壁は珪藻土塗り。
窓には和紙のスクリーンが
柔らかな光の揺れを
演出します。
家の外壁と塀の仕上げを
同じ聚楽調の吹付け材で
トータルコーディネイト・・
塀にはスペイン瓦を載せました。
門扉はアルミの鋳物です。
塀の一部には硝子ブロックが
嵌め込まれています。
裏門から玄関に向かう
石畳。