竜が丘の家は岐阜の大工さんが 木工事を担当しました。 材木も大工さんが 岐阜から持ってきました。 上棟では立派な丸太の梁が 架けられました。

岐阜の大工さんによって 上棟式が執り行われました。 御幣を3本立てて 『三幣四垂』と言うのだそうです。 地方によって色々あるものです

入母屋の屋根の姿が 現れてきました。 既存部分の建物も 20年前にこの大工さんが 建てました。

母屋繋ぎ梁が段状に設けられ 小屋組みがしっかりと組まれます

屋根も岐阜の瓦屋さんが 美濃のいぶし瓦で葺きました。 美濃のいぶしは 暖かな地方の瓦に比べて、 凍結にとっても強いのです

三幣は小屋裏の丸太の梁の上に 据えられました。

玄関の小庇の受け板は 施主の20年前に 解体した建物に 使われていたものです。 岐阜の大工さんが保管していました。 歴史を感じる昔の丁寧な加工をされた 受け板です。

道路からのアプローチは 車椅子のおばあちゃんの為に スロープを設けることになりました。

スロープの一番上には 既存の瓦葺の門を 移設することになりました。 門の前には石段を設けました。

古い門が玄関の前に設けられ、 新築にもかかわらず 古くからそこにあるかのような 落ち着いた佇まいとなりました

スロープがほぼ出来上がりました。 石張りの塀がこれから造られます。 隣の建物は竣工したばかりの 花の坂の家です

石張りの塀も出来上がりました。 腰の石積みは木曽石です。 いぶしの美濃瓦と冠木門、 石張りの瓦葺き塀が がっちりとした印象を与える 竜が丘の家ができました