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☆中村家住宅は・・  

約280年前の代表的な沖縄の農家で

国の重要文化財に指定されています!!

沖縄県北中城(なかぐすく)村字大城にあります

 

↑きれいな琉球石灰岩の石垣の隙間が
正面入り口のアプローチです。

突き当たりにj見えるのが ヒンプンと呼ばれる
母屋の目隠しの役割を果たす顔隠し塀です。

中国の「屏風門」が沖縄化したものだそうです

 

↑顔隠し塀に沿ってのアプローチ。

先のほうに邸内に入る中門があります

中村家はこの地方の地頭職(本土の庄屋にあたる)
を任ぜられていました。

 

↑ウフヤと呼ばれる母屋の屋根に
シーサーが鎮座していました・・

この屋敷は士族屋敷の形式に農家の形式である
高倉・納屋・畜舎等が付随して

沖縄の住居建築の特色をすべて備えているんです

 

↑ウフヤの縁先空間です

東側の丘陵に面して、柔らかな陽ざしが
とてもきもちいいスペースとなっています

部屋の大きさはすべて6帖以下の大きさで
当時の農民にはその大きさしか
許されていなかったといいます。

↑中村家の前にある案内所にすえてあった
シーサーです

とっても愛嬌のあるシーサーで思わずパチリ!!

↑中村家を北側の丘陵から見下ろしました。

手前がウフヤ(母屋)で奥がアシャギ(離れ座敷)

柱は琉球王府時代に首里の士族の家屋を
移したと言います。

柱材は当時の農民には許されていなかった
チャーギ(イヌマキ)、イーク(モッコク)が
使われていました。

↑フールと呼ばれる豚小屋です

アーチ型の三期連結の石囲いで排水溝も
きちんと設けられていて感心していました。

・・人にやさしくきもちいい、街にとけこむたてものを・・

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