築年数が古く　屋根瓦の 葺き替え時期に来ていました。 屋根を軽い金属板葺きに替え 合わせて 内部の耐震改修工事を 実施しました。

足場とメッシュが残り 分かりにくい状況ですが 入母屋のまま　 カラーガルバリウム鋼板で 段葺きとしました。 お寺の銅版葺きのような 軽やかさとなり、耐震性能を 大幅に改善することが できました

既設の屋根は 日本瓦を土で葺いてあり ３５トンの重さが 屋根に載っていることになります

土葺きの下地は樹の皮で 葺いて割り竹で押さえています。 その上に合板で屋根の下地を 新たに造りました

入母屋の軒先の 屋根下地が出来てきました この耐水合板の上に アスファルトルーフィングを敷き その上に金属屋根を 葺いていきます

錆びたりしないように 鋼板の上にアルミでメッキを施した カラーガルバリウム鋼板という 素材を使って 屋根に趣が出るように 段をつけて葺いていきます

壁の水切りも カラーガルバリウム鋼板で 納めていきます。 入母屋の形は そのまま残されます

内部の壁は耐震改修に 必要な個所の補強を行います 階段の横の壁も 構造用合板と耐震金物を使って 補強しました。