こじんまりと・・でもとっても気持ちのいい
若夫婦のためのすまいができました・・・!
江戸時代から続く敷地に
建っていた建物
現況は物置ですが
昔は住宅として使われて
いました
解体が終わり
地鎮祭を摂り行いました
神主がお祓いを行い
地の神様を鎮めます
米松の梁の材木検査
大工さんの手加工です
丁寧に仕口がつくられて
いました
江戸時代からの敷地ですが
地質調査の結果は
良くありませんでした
表層地盤改良工事を
行い
基礎はべた基礎の
形式で
建物を支えます
上棟式では
お多福のついた棟札に
工事中の安全を祈願し
関係者一同で祝いました
施主の思いをいっぱい込めて
快晴の下の上棟式と
なりました
棟木と杉の野地板を見上げます
野地板は
静岡県の天龍からやってきた
厚さ35oの杉板です
杉板は空気層を多く含み
断熱効果も高い
自然素材なのです
書斎の空間が
上方に高く拡がり
天龍の杉が
優しく包みます
ウォークインクローゼットの
窓のサッシュを取付ました
寒い地域なので
ペアーガラスは必須の要素
です
ベランダの梁を受ける
持出梁の先端を繰形で絞り
梁小口の成を
合わせています
同級生の写真家
冨江さんに撮ってもらった
竣工写真です
ベランダの跳ね出し梁は
受ける荷重によって
梁成を変えています
1階のリビングダイニング
キッチンの天井は
米松の梁と
厚35oの床の杉板裏が
化粧で現わし仕上です
壁が杉板 天井が桧で
仕上げられた洗面脱衣室からみた
ユニットバス
杉で仕上げた壁は
冬のひんやり感を和らげます
洗面のカウンターは
タモの積層材で創っています
階段下に設けたトイレです
ひんやり感を和らげながら
呼吸する杉板が
臭いのこもりも低減します
書斎の照明は
空間を横切る梁に取り付けた
ブラケットが担います
跳ね出しのベランダの床も
杉板です
屋根の上り梁が跳ね出して
ベランダの上を
すっぽり屋根で覆います
御影石の様なタイルを張った玄関に
靴をはく時のベンチをしつらえ
下足箱は壁の中に埋込み
すっきりとした空間になりました
ベッドのまくら元の照明器具は
白いスポットライトです
自分の手元だけを照らすように
個別に ON・OFF
気持ち良く暮らせる家ができました・・・
・・人にやさしくきもちいい、街にとけこむたてものを・・
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