・・築27年の鉄骨3階建て事務所を、二世帯住宅にリノベーション・・
断熱改修とあわせ気持ちいいすまいに改修しました・・!
二重サッシュの断熱と遮音で気持ちよく床暖房であたたかく・・
改修の工夫やポイント満載です
← 「改修前の外観」 .
既存建物はALC鉄骨3階建て
5階までの
増築が予定されていたので
エレベーター設置予定
そのスペースに
新設階段を設置
「改修後の外観」→
耐用年数の過ぎた
ALCのジョイントシーリングを全て改修
目地からの漏水が懸念される
ファサードのタイルは
金属製サイディングで改修
サッシュ廻りシーリングも全て改修
全体の色調も穏やかな色調に
リノベーションは
『新しい価値の創造』です
外壁はALCの上に
弾性吹き付けタイル仕上
聚楽色とし『和』の趣に
玄関は動線分離エリア
ここから直接
「仕事場」
「1階のすまい部分」
「上階すまいへの階段」
「玄関大型収納」
の4方向へ
動線がクロスすることなく
直接アプローチ
玄関ホールに設えた
「飾り壁ニッチ」
お出かけのときに
ちょっと身だしなみを整える
「姿見」
玄関から上がるときに体を支える
「壁付手摺」
コートを上階まで
持ってあがらなくてもいいように
鏡の裏に仕込んだ
「クローゼット」
階段は
出来るだけ楽なように
蹴上げ寸法は
200mm以下の193mm
踏面寸法は240mmと
勾配を緩く
手摺は折り返し階段の
内側に設置
段板は転倒しても
怪我をしにくいように
木製
オープンキッチン形式の
リビングダイニングキッチン
キッチン上部に
視線の邪魔になる吊戸棚は
なし
奥行きのある空間の拡がりを
生み出す
リビングと繋がる
和室の空間
腰掛けられる高さに
床高を上げ
和室領域の演出
リビング床はモルタル蓄熱の
温水床暖房
熱源を切っても
何時間も暖かさが持続します
和室には
4面パネルヒーターの
堀座卓
間仕切りの3枚建て襖は
全て袖壁裏に引き込まれ
大きな開口が出現
キッチンカウンターも
造り付け
カウンターの高さは
キッチンに料理の材料や
鍋を置いたままでも
ダイニング側から
隠れる高さ
キッチン奥には
ユーティリティーが繋がり
袖壁の裏には
ワーキングカウンターと
食器棚
一番奥が家事コーナー
今日の料理の
構想を練るところ?
家事コーナーの先には
ベランダへの
勝手口通風片引戸
生ゴミを
外部で保管します
家事コーナーは
南東に位置した特等席
男子の多い家族には
トイレにストールが必須
洋便器の汚れを防ぎます
ストール(小便器)も
壁掛け型で
床面の掃除も楽に
手洗い・鏡・手摺も設置
3階寝室へのコリドール
右側壁裏が
5帖相当のウォークインクローゼット
コリドール手前からと寝室内から
2方向のアプローチ
収納量の確保と共に
使いやすさを生み出します
長いコリドールには
自動点灯のフットライトを設置
夜中にWCに行くにも安心
寝室と書斎を仕切る壁
両サイドのオープンスペースで
サーキットプラントに
壁面の裏側は
天井いっぱいの書棚スペース
大量の書籍を収納
壁面前面には
TV・LANのコンセント
W=1800のテレビボードを
設置予定
DEN(書斎)エリア
奥の照明はスポットライト
手前の照明はライン照明
それぞれ
個別に手元でオンオフ
ベッド設置ヶ所の照明は
個別オンオフの読書灯
相手の眠りを妨げないで
読書が出来る
寝室の全体照明は
壁付ブラケット
天井面のほの暗い空間に
陰影のあるブラケット照明で
癒しの空間に
3階の
子ども室に隣接するトイレ
遮音のために
壁面仕上はボード二重張り
質量を上げて低音を遮断
内部に高密度グラスウールを
充填し
中高音を吸音
・・人にやさしくきもちいい、街にとけこむたてものを・・
畠山フォルムデザイン設計事務所 〒525−0026 滋賀県草津市渋川1丁目6−20
TEL: 077-566-5171 Fax: 077-566-5172