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☆断熱・遮熱・通気・調湿・・

健康な、呼吸する家にするために・・!






熱の伝わり方は3種類
「伝導」「対流」「輻射(放射)」です

外壁から伝わる熱の
伝導は10%、対流が15%

輻射熱はなんと75%もあります

屋根や外壁に断熱材を充填して
伝導と対流に対処するだけでなく

遮熱材を使って
輻射熱を遮る工夫が必要になります



この20年ぐらい
高気密・高断熱だ!と外壁に構造用合板を張り

壁内に断熱材を充填し
内部に防湿シートを張ってしまい

呼吸のできない家が出現しました。

その結果、冬の結露や夏の結露で
壁の中に湿気がこもり

構造体にダメージを与えてしまいました。




断熱はするが、湿気は通す
調湿性能のある断熱構造が必要なのです

昔から使われてきた土壁は

熱伝導についてはグラスウールの
25倍も熱を伝えてしまうのですが

熱容量についてはグラスウールの
80倍も熱を蓄えて

すばらしい遮熱力を発揮します。

また吸水力が大きくすばらしい調湿性能を
発揮していたのです



現代ではなかなか土壁を使うことは
むずかしくなっていますので

呼吸する家にするためには

調湿性と通気性を持ち
熱容量の大きい断熱材を使うことが必要です

ウッドファイバーやセルロースファイバー
ウール系の断熱材などの

自然素材の断熱材が該当します





壁の外部側には
透湿抵抗の高い合板でなく

通気性・透湿性のある材料を使い
輻射熱を防ぐ遮熱シートを設置すると

遮熱性・断熱性が高く
通気性・透湿性の高い

『呼吸する壁』とすることができます




 
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