杉と桧の空間にピアノのある家・・
04年4月29日早朝から地鎮祭が
行われました。
天気は快晴!
幸先のいいスタートです。
日頃はあまり縁がありませんが、
この時ばかりは神主さんの
お世話になります。
地の神様も祝っているのでしょうネ・・
5月16日クライアント夫妻と
材木検査に行きました。
柱は甲賀産の檜材・・
梁は化粧米松の細目材・・・
綺麗な材が揃いました。
荒引きのままじっくり寝かせて
充分乾燥したところで
大工さんが仕上加工を行います
6月29日
ボーリング調査の結果
造成地の地耐力が
弱かったので、
地盤改良を実施することに
しました。
1Mの厚さで改良し
地耐力を増しました
8月5日
台風の合間を縫って
無事に上棟式が
行われました。
しっかり組まれた架構が
現れてきました。
早朝の雨に
ぬれたべた基礎の上で
御幣を飾って
上棟式のお払いです。
工事中の安全を
祈願しました。
10月24日には
外構工事の門のコンクリートが
打ちあがり、
竣工間近となりました。
あと少しです。
11月07日
コンクリートの塀にも
外壁と同じ珪藻土が塗られ、
スパニッシュ瓦が
塀の頂部を飾ります。
アプローチから
玄関を望む。
柔らかいテラコッタタイルを
四半敷きに貼りました。
珪藻土の外壁と調和して
暖かな空間となりました。
タモの天板がついた
造付の下足箱ができました。
縦長の窓から
柔らかい光がそそぎます。
玄関ホールの廊下の床は
厚さ38mmの
無垢の杉板を張っています。
寒い冬でも暖かな足ざわりがステキです。
リビングスペースから
キッチンのカウンターを臨みます・・・
珪藻土を塗った垂壁が
居間とキッチンをくぎります。
リビングとキッチンは
温水の床暖房です。
床は無垢の杉板を
圧縮加工した床材を張りました。
リビングからピアノ室の
収納式の大型ハンガードアをみる。
小さな四角の小窓が
アクセントです。
ハンガードアを
全部壁の中に引き込んだところ。
ピアノ室の壁に作りつけた
楽譜棚が見えています。
ピアノの置かれる背面は
障子のはまった
光のコーナーと
なっています。
洗面カウンターも
タモの積層材でつくりました。
右側のニッチの部分に
ガラスの棚を組み込みました。
鋳物ホーローの浴槽に、
檜の天井板。
ドイツ製の防水塗料の
オスモを塗っています。
窓の外は水路です。
階段室に
月桃紙のプリーツスクリーンを通して
明るい光が
柔らかく入ってきます。
寝室の壁も
珪藻土で塗っています。
ベッドを置く
予定の場所の枕もとに
小さな』カウンターをつけました
小さなカウンターの
エンドはカウンターが拡がって
化粧台と変化していきます。
空間を横切る梁から光が
こぼれます
寝室の隣りの
ウォークインクローゼットです。
造付洋服タンスの
大型のハンガードアに
身づくろいを確かめる
大きな鏡を仕込みました
主人公の登場を待つ
子どものスペースです。
右側の造付収納タンスを
撤去すれば
将来は一部屋の
ホビールームとなる予定です。
南に面した
1階のウッドデッキと
2階のウッドバルコニーです。
今は西日を浴びています
2005年11月
1年点検を実施。
ピアノ室のグランドピアノが
存在感を漂わせていました。
リビングダイニングには、
杉と檜の空間に
とっても似合ったテーブルが
座っていました。
床暖房は
空気層を挟み込んだ
根太工法の温水床暖房を
設置しています
ふんわりとした暖かさが
気持ちいい空間を
創りだします。
陽あたりの良い
リビングに置かれた
シンプルなソファーも
とっても気持ちよさそうでした。