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心も体も健康に・・『健康コラム』です・・

2016年
・・医療生協草津北支部ニュースから・・

 

 **2016年 9月号**                               .

・・健康コラム121 台風と体調』・・

台風の季節になりました

風が来ると体調を崩す方が増えます。

代表的な症状は頭痛
ですが、これは気圧の変化が原因です。

台風が来ると気圧が下がります。気圧が低下すると、

血管が収縮したり膨張したりして、こめかみの血管近くにある

三叉神経に刺激が加わり、頭痛を引き起こすと言われています。

また、低気圧になると空気中の酸素濃度も低下します。

そのため、喘息などの

呼吸器疾患を

持っている方は、

症状が悪化することが

あります。

さらに、酸素濃度が

低下すると

脳に必要な量の酸素が

送られにくくなり、

交感神経の働きが

制限されます。

すると、副交感神経が

過剰に働くようになり、

自律神経のバランスが崩れてしまいます。

これによってめまい、吐き気、倦怠感、食欲不振などの

症状が起こります。

このような低気圧の関係で体調不良が起こる方は、

日本人の約6割と言われています


《こびらい生協診療所  嶋田 歩》


 

 **2015年 10月号**                               .

・・健康コラム110 インフルエンザ』・・

今年もインフルエンザ予防接種の

季節がやってきました。

今年の予防接種の値段は

ほとんどの医療機関・都道府県で

値上がりしていますが、

これはワクチンがレベルアップしたことが

理由です。




昨年までは一つのワクチンで

3種類のインフルエンザウイルス

(A型2株 + B型1株)に

対応していましたが、

今年のワクチンは4種類

(A型2株
+ B型2株)に

対応できるようになりました。 

インフルエンザウイルスには

種類がたくさんあります。







これまでは、今シーズンは、

どのウイルスが流行するのか?を

予測してワクチンが作られていました。

当然、予想が外れると

「今年のワクチンは効かない」と

いうことが起こります。

1回のワクチンで対応できる

ウイルスの種類が増えると、

ハズレの確率が減ります。

 インフルエンザ予防接種には、

発症しても重症化を予防する

効果があります。

今年のレベルアップした予防接種を

ぜひ受けてください。




《こびらい生協診療所  嶋田 歩》


 

 **2015年 8月号**                               .

・・健康コラム108 『  手足口病  』・・・・・

最近、全国的に手足口病が

流行しています。

印象的な病
名ですが、

どんな病気かご存
知でしょうか。


手足口病はウイルスが引き起こす

感染症の一つで、

手足口病という名の通り、

口の中、手のひら、足の裏などに

発疹や水疱が出ます。



潜伏期間は3〜6日で、熱は37〜38℃程度で、

発熱しない場合もあります。

子どもに多い病気ですが、

大人もかかることがあります。

飛沫感染、接触感染などで広がるので、

予防にはこまめな手洗いや

咳エチケットを行いましょう。

また集団生活では

タオルの共用を避けたほうがいいでしょう。



残念ながら手足口病には

「この薬を飲めば治る!」というような、

特効薬はありません。

薬を飲むとしても、

痛みを和らげる鎮痛剤などのみです。


口の中の発疹が痛むために、

食事や水分を取りづらくなることが

ありますので、

脱水症状を起こさないよう



十分な水分補給を行い、

柔らかく刺激の少ない

食事をとるようにしましょう。  


  《 こびらい診療所長  嶋田 歩 》



 

 **2015年 4月号**                               .

・・健康コラム105 『 病気は突然に・・ 』・・・・・

ご存知の方も多いと思いますが、

3月初旬から2週間ほど、

緊急入院のためお休みを

いただいていました。

ご心配をおかけしました。


おかげさまで無事、元気に復帰しました。

病気は突然やってきます。

若いからと過信してはいけないと、

身をもって知ることになりました。

やはり日頃からの健康習慣、

健康チェックが大切です。




現在の特定健診制度は45歳以上を

対象としています。

45歳未満の方は、

正社員で働いている方は職場健診が

有ったりしますが、

自営業の方や主婦の方は

健診を受ける機会があまりありません。


草津栗東にはプレ健診という

45歳未満の方を対象にした制度があり、

診療所でも「らくだ(楽だ)健診」と銘打って

積極的に推進しています。

新年度の始まりを、

身体の点検から始めてみませんか


《こびらい生協診療所  嶋田 歩》



 

 **2015年 3月号**                               .

・・健康コラム104 『 睡眠について 』・・その02

羊を数えるよりよく眠れる

アドバイスの後半をお届けします。




6.目覚まし時計を夜に見るのは

止めましょう。

時計を見ると

「後何時間で起きないといけない」

などの不安が加速されるので

見ない方がよいそうです。


7.決まった時間に起きましょう。

起きる時間を一定にすると睡眠リズムが整います。


8.寝るためにお酒を飲まないでください。

アルコールには最初は鎮静剤の効果があるものの、

睡眠の質を下げ、

結果的には睡眠を妨害する効果があるからです。


9.寝ること以外を寝室や布団でするのは

やめましょう。

寝室でテレビを見たり、何かを食べたり、

本を読んだりしてはいけません。

脳が「ここは寝る場所ではない」と

感じ取ってしまい、

目覚めるようになってしまうそうです。

《こびらい生協診療所  嶋田 歩》




 

 **2015年 2月号**                               .

・・健康コラム103 『 睡眠について 』・・その01

今年は未年、ということで、

羊を数える
よりよく眠れる

アドバイス
を、お届けします。

まずは前半・・

1.眠ることを自分に強制しない。眠ろうと思えば思うほど、

眠るのは難しくなります。


2.布団に入るのは本当に眠たいときだけにしましょう。

眠くなるまでは薄暗いところで音楽を聴くなどして、

リラックスしましょう。

パソコンやテレビの画面は

脳を興奮させるので

お勧めできません。


3.真っ黒な部屋で眠りましょう。

暗闇で脳はメラトニンという


睡眠に必要な

ホルモンを生成するように命令します。

そして、少しでも光が入ると

メラトニンの生成が抑制されます。


4.寝室の温度を下げましょう。

睡眠にとって最適な室温は15.6℃から20℃と

比較的低いことが判明しています。


5.体を温めましょう。一度上がった体温が

下がっていくときに

眠たくなってきます

《こびらい生協診療所  嶋田 歩》



 

 **2014年 12月号**                                .

・・健康コラム102 『 風 邪 』・・


風邪の季節になりました。

風邪の3大症状といえば「咽頭痛、鼻水、咳」ですが、

特に厄介なのが「咳」です。

夜眠れなかったり、周囲の人の目が気になるなど

困ることが多い上に、長引くことが多いですよね。



風邪自体は治っても、咳だけが

1か月くらい続くこともあります。

風邪の後の長引く「咳」には、

はちみつが有効といわれています。





海外では、カフェ・コン・ミエルという

はちみつ入りコーヒー

(深煎りコーヒー150t+はちみつ20t)が、

古くから咳止めの民間療法として

知られています。

なんと『はちみつ20.8g+コーヒー粉末2.9gを

混ぜたペーストを1回7.9g、1日3回服用すると、

咳止めの薬より効果が良かった』

という研究結果もあるのです。

咳が続いて辛いときに、一度お試しください。



《こびらい生協診療所  嶋田 歩》



 

 **2014年 11月号**                                .

・・健康コラム101 『インフルエンザ』・・


『今シーズンのインフルエンザワクチン接種を

「すでに受けた」と回答した医師は24.7%、

「受けるつもり」と回答した医師は69.6%で、

あわせて94.3%であることが分かった』。


日経メディカルOnlineが実施した

「2014/15シーズン・インフルエンザ治療に関する調査」の結果です。 

日経メディカル Onlineは、

医師・医療従事者のための

総合医療情報を集めたホームページです

(閲覧には会員登録が必要です)。


この会員の医師に向けたアンケートで、

約500人が答えた結果が上の通りです。

9割以上の医師がインフルエンザワクチンを

「受けた・受けるつもり」なんですね。 


もちろん、私も「受けるつもり」です。


受けてなくてインフルエンザにかかったら

医師として恥ずかしいし、

何より、患者さんに移してしまったら大変ですから。

 皆さんは、今年のインフルエンザワクチン接種は

もうお済みですか?--


 ≪ こびらい診療所長  嶋田歩 ≫

 

 **2014年 10月号**                                .

・・健康コラム100 『デング熱』・・


代々木公園を皮切りに、デング熱の感染が広がっています。

都心以外でも感染者が見つかり

外来にもデング熱を心配して受診される方があります。


毎日のようにニュースになるため、

不安に思っている方が多いのではないでしょうか。

「致死率50%」「2回刺されたら死ぬ」などの

怖いニュースも流れているようです。

しかし、実は重症化する確率は1〜5%です。

しかも、日本のような医療設備の整った国では

適切な治療が受けられるため、

命を落とすことはほとんどありません。


海外で感染して帰国してから発症する方が

毎年100人前後ありますが、

この15年ほどで亡くなった方は1名だけです。


毎年流行するインフルエンザやノロウイルスと比べて、

デング熱そのものはそんなに怖い病気ではないのです。


では、何が問題なのでしょうか。

それは、デング熱に対するワクチンや治療薬がないことです。

デング熱は、WHO(世界保健機関)により、

17種の「顧みられない熱帯病(NTD)」の

一つに指定されています。


NTDは、熱帯地域に多いウイルス病や寄生虫病で、

世界で10億人以上が感染しているといわれています。

しかし、それらの地域は発展途上国が多く、

新薬の研究や開発をする力がありません。


高度な研究開発能力を持つ有力製薬会社は、

日米欧の先進諸国に限られます。

世界で年間5000万〜1億人の感染者がいると

推計されるデング熱でも、

新薬の開発は採算を度外視したものとなるため、

後回しになってきました。


しかし、ようやくフランスや日本の製薬会社で

ワクチンの研究開発が始まりつつあります。


今回のデング熱騒動は、温暖化が進む中、

日本でも熱帯病への備えを

“顧みる”きっかけになったといえるかもしれません。


.      (こびらい診療所長 嶋田歩)



・・人にやさしくきもちいい、街にとけこむたてものを・・

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