2004年3月地鎮祭が行われ、
いよいよ工事の開始です。
しが健康医療生協の施設という
現代医療にかかわる建物には、
ちょっとミスマッチですが、
工事中の安全を願って
神式の地鎮祭を行いました。
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4月18日(日)
しが健康医療生協の
第9回ふれあい健康まつりが
快晴のもと開催されました。
医療生協の組合員は
3000人を越えています。
デイケアー施設建設の
大きな力となっているのです。
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デイケア-建築に使われる
材木検査に
医療生協の常務理事と
行きました。
ホールの梁に使われる
松の丸太や檜の柱は
甲賀郡の山で採れた、
肌目の美しい材木でした。
ホールの空間に掛かるのが楽しみです。
大工さんも丸太を刻むのを楽しみにしています。
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4月20日
梁材のプレカット工場を
理事の皆さんと見学に行きました。
梁に使用される化粧米松の
大量の材木が
みるみる加工されて
いきます。
でも機械は材木の節や目を
見定めて加工することはできません。
大工さんの目で見ながらのチェックは欠かせません。
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5月11日
いよいよ木組みの開始です。
手際よくどんどん架構が
組み立てられていきます。
こびらいデイケア-施設は
ずっと天候に恵まれています。
屋根下地に使用する杉の厚板は
ぬらすわけにはいかないので、大いに助かりました。
医療生協の人達が柱や梁が組みあがる様子を
見つめていました。
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5月13日
木組み開始から3日目には
ほぼ架構が組みあがりました。
登り梁や束や方杖が
ダイナミックに
ホールの空間に掛かりました。
京都の美山町で生産された
杉の厚板の天井兼屋根の野地板が
きれいな木目を見せて
杉の香りが漂います。
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屋根も下地まで
葺き上がりました。
断熱材も屋根の上に敷きこまれ、
屋根の形も出来上がりました。
ここまでくれば雨がふっても
大丈夫!
一安心です。
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5月15日
医療生協の理事さん・診療所の職員・
デイケア-ボランティアさん・
敷地を貸している地主さん・
建設関係者が集って
上棟式が行われました。
トップライトから降り注ぐ陽光に
松の丸太が白く輝いていました。
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6月に入って
屋根が葺きあがり
だんだん地域の中に
姿をあらわしてきました。
どんな色にするのか・・
こびらい診療所に来られる
組合員さんの、
みんなの投票で決めました。
エンジ色が陽光に輝きました。
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7月6日
機能訓練ホールの
ブナの床板が
一枚一枚大工さんによって
貼られていきます。
広いホールなので
大工さんは大変です。
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7月13日
多くの組合員や患者さんの
投票で選ばれた
オレンジ色の外壁が
仕上がりました。
杉の野地板に
オレンジの外壁が映ります。
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7月17日
入り口のスロープ脇に
組合員さんや
理事さん、
こびらい診療所の
職員の方たちによって
きれいなビー球が
埋め込まれました。
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7月31日
とうとう待望の建物が完成しました!!
8月1日
多くの組合員・診療所職員・
デイケア利用者のみんなが集って、
賑やかに
竣工披露パーティーが
開かれました。
おじさんバンドが
花(?)を添えています。
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デイケアー利用者の
みなさんの作成した鯉のぼりが
松の丸太にそよぎました。
竣工式の会場が
とっても賑やかになりました。
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デイケア施設の
設計委員会に
ずっと参加していただき、
細かな助言をいただいた、
入浴職員の人たちも
とっても嬉しそうです。
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入り口スロープ脇の
手摺部分の腰壁には
こすれても痛くないように
やわらかい杉板を張りました。
明日の開所を控えて
利用者の来所を
心待ちにしています。
来る人を
柔らかくつつんでいきたい・・
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