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****2013年 12月号****

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≪  米寿と寒椿と夫婦岩・・ ≫

2013年 12月15日(日) : 夫婦岩の七五三(しめ)縄張替・・
                 

・・義母の米寿の祝いで鳥羽旅行・・

年に三度の七五三縄張替神事に遭遇しました・・


庭の寒椿がきれいに咲いた朝
義母の米寿のお祝い旅行に
親族一同8人で出発

きもちのいい旅立ちです

鳥羽安楽島のホテルで
ゆったり温泉と
心づくりの料理を堪能

翌15日も風はあるものの快晴です


近くにある二見ヶ浦を
小学校の修学旅行以来に
行ってみることに

強風で波しぶきが
飛び散っている中

年に三度行われると言う
夫婦岩の大七五三縄の

張替神事に遭遇

白装束の氏子たちが寒さもなんのその
風に煽られながらも
七五三縄を張り替えていました

お正月を迎える準備なのでしょう

米寿の祝いに何という偶然・・・
幸せな気分で帰途につきました

 

 
≪  チケット販売開始しました・・ ≫

2013年 12月03日(火) : 映画「標的の村」・・
                 

・・秘密保護法案の先取りか・・・・

国民の目と耳を塞ぎ、全国ニュースから黙殺・・


良識あるジャーナリストや
映画人が動いた・・・
沖縄の『不都合な真実』を
みんなに知らせるべく・・


チケット 前売り¥700 当日¥800

滋賀県栗東市小平井3丁目
こびらい生協診療所にて
販売中です。

TEL:077-553−9696

 

 
≪  知らされなかった事実・・ ≫

2013年 11月25日(月) : 映画「標的の村」・・
                 

・・2012年9月29日 米軍の普天間基地が封鎖された日・・

このことは全国ニュースから黙殺された・・


知らないと言うことは・・
いや、知らされないと言うことは
恐ろしい・・

昨年の9月に
沖縄の人達の体を張っての抗議の声を
全国のマスコミやジャーナリストが
黙殺していたのです

その声を伝える映画の
全国上映会が取り組まれている

滋賀県でも来年1月11日(日)
14時30分から
大津市生涯学習センターで上映されることになった

映画の解説を転載します
ぜひ見ていただきたい映画です
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

アメリカ軍基地の74%が密集する沖縄
5年前、
オスプレイの着陸帯建設に反対し
座り込んだ東村高江の住民を
あろうことか国が「通行妨害」で訴えた

わがもの顔で飛び回る米軍のヘリ。
自分たちは「標的」なのかと憤る住民たち。

オスプレイの配備反対で
10万人が結集した沖縄県民大会の
直後、
日本政府は電話一本で
沖縄県に「オスプレイ」配備を通達!
ついに沖縄の怒りが爆発した


2012年9月29日、強硬配備前夜
台風17号の暴風の中、
人々はアメリカ軍普天間基地ゲート前に身を投げ出し、
車を並べ、
22時間にわたってこれを完全封鎖したのだ。

この前代未聞の出来事の一部始終を
地元テレビ局・琉球朝日放送の
報道クルーたちが記録していた。

真っ先に座り込んだのは、
あの沖縄戦や米軍統治下の
苦しみを知る
老人たちだった。

強制排除に乗り出した警察との
激しい衝突。
闘いの最中に響く、
歌。

駆け付けたジャーナリストさえもが
排除されていく。
そんな日本人同士の争いを見下ろす
若い米兵たち・・・・・

本作があぶりだそうとするのは、
さらにその向こうにいる
何者かだ。
復帰後40年経ってなお
切りひろげられる沖縄の傷。
沖縄の人々は一体誰と戦っているのか。

抵抗むなしく、
絶望する大人たちの傍らで
11才の少女が言う。

「お父さんとお母さんが頑張れなくなったら、
私が引き継いでいく。
私は高江をあきらめない」

奪われた土地と海と空と引き換えに、
私たち日本人は何を欲しているのか?
・・・・・・・・・・・・・・・・

チケット 前売り¥700 当日¥800
滋賀県栗東市小平井3丁目のこびらい生協診療所にて
販売中です。
TEL:077-553−9696


 

 
≪  木枯らし一号 ≫

2013年 11月05日(火) : 停めた車が落葉で飾られて・・
                 

・・黄金色に輝いていました・・


ようやく秋になったと思ったばかりなのに

木枯らし一号が吹き
一気に冬の気配が漂います

鈴鹿山系の山の麓で
色づき始めた木樹の景色を
愉しみました

麓の神社の境内も
黄金色に輝いて
秋の衣装を纏います

日本の繊細な文化を生み出した
にほんの四季のうつろいを
丁寧に受け止めながら
空間づくりに昇華させて・・

 

 
≪  琵琶湖の丸子船 ≫

2013年 10月18日(金) : 琵琶湖博物館には琵琶湖の歴史が・・
                 

・・米の輸送を担っていた丸子船です・・


琵琶湖斫物間の水族館を見に行ったのですが

二階の展示室に
琵琶湖周辺でのすまいや
生活の歴史が
かなり充実した展示品と共に
紹介されていました

この大きな丸子船は
100石船で
米250俵 15トン
の重さを運んでいた

江戸時代に使われていたと思っていたら
なんと戦前まで実際に使われていたと紹介されていた

浜大津近辺にはこの丸子船を直接引き込んで
荷降ろししていた 米蔵が建ち並んでいた

ほんの少し前まで
帆船で米を運び、生活していた
ゆっくり時間の流れる世界があったのです。

江戸時代の合理的でエコな生活形態が
今改めて見直されてきています

生活のあり方も、あらためて考えて行きたいものです


 

 
≪  ヤマモモジャムに挑戦 ≫

2013年 7月9日(火) : 沢山いただいたヤマモモでジャムをつくりました
                 

・・ブルーベリージャムの様で好評です・・



町内会の方からヤマモモの実を
たくさんいただきました
庭のヤマモモの木が
今最盛期なんだそうです

とってもきれいな実です


ジャムにすると良さそうなので
早速チャレンジすることに・・・

かみさんの指導のもと
きれいに洗って水を切り
砂糖をまぶして暫く寝かして・・・
水を入れずに
弱火でコトコト
40分・・


「火のそばを離れたらだめよ!」
とのお言葉で
汗をふきふきひたすらヘラで
混ぜ続け・・・

できました!!
ブルーベリージャムの様な味の
美味しいジャムです



煮詰めすぎて
ちょっと硬めになりましたが
満足して毎朝パンにつけています
みなさん 
ヤマモモジャムはお勧めです


 

 
≪  スポーツレクリエーション祭 ≫

2013年 6月9日(日) : おおなわとび部門で
                 学区代表チームが断トツで優勝・・ 


・・地域の支援が大きな力に・・


13学区から代表チームが出場する
草津市のスポーツレクリエーション祭
私の学区からは
おおなわとび部門に出場した

2位以下のチームが
60回前後の回数で
競い合う中で

跳び手を小学生だけで
構成する我チームが
なんと
249回の成績で
優勝を果たした

2回合計の成績で争うのだが
1回目にすでに145回を跳び
ほぼ優勝は決めていた

でもすごいのは跳んだ回数だけでは
ないのです

このスポレク祭の大なわとびで
7連覇を果たしたのです

毎年主力メンバーが
卒業していくなかで
毎年断トツの成績で優勝を続けている

町内会をはじめ
地域の支援の中で
低学年から高学年までが
活き々きと大なわとびに取り組んでいる

学区の予選会には
1軍から4軍までのチームが参戦する

学区予選会では
高学年部門も低学年部門も
この町内チームが優勝だ

地域に支えられた厚い選手層が
連覇を支えていた

今まちづくり協議会で取り組んでいる
絆を深めた地域の姿が
そこにあった


 

 
≪  涙の書 『女書』 ≫

2013年5月22日(水) : 現代音楽家 中国のタン・ドゥン・・
         


・・女性だけに伝わった「女書」を交響曲に・・

中国湖南省江永県の山村に伝わる
女性だけしか読み書きできない「女文字」で書かれた書
『女書』


「蚊文字」と呼ばれた女文字で
書き記された
女書はほとんどが七言句の
韻文です

封建社会で虐げられた
女性の苦しみや悲しみ
暮らし振りや
人生を
韻文の歌として
書き残したものです



女書の里
湖南省江永県の河淵村は
外敵から村を守るために
家が密集し、迷路のような
村となっています。


そのために
女性たちが一ヶ所に集まって
作業をするには
好都合であったようです


山紫水明の自然環境に恵まれた村で
女性達だけに謳われた
韻文を記した女書は
『涙の書』とも
呼ばれています



『女書』に込められた
女たちの想い、
魂の叫びの旋律を

現代音楽家 中国のタン・ドゥン氏が
音と映像とオーケストラによる現代音楽
『涙の書』に創りあげた



涙で綴られる各楽章の最後に
タン・ドゥンは希望の光を織り込んだ

『女書』は女性たちの
悲しみだけを記したものではない・・

女性の持つ強さとロマンを織り込んだ
『希望の書』でもある・・と

タン・ドゥンの演奏は
5月22日と23日
N響の定期公演として
サントリーホールにて世界初演される

文化と歴史に彩られた現代音楽に
新たな飛躍が見えてくる



 

 
≪  4月28日は何の日? ≫

2013年4月28日(日) : 草津では宿場祭り・政府は「主権回復の日」・・
         


・・沖縄では『屈辱の日』の1万人集会が!・・

暖かな快晴に恵まれた4月28日
草津市では恒例の宿場祭りが開かれ
篤姫や侍達の時代行列が練り歩き
商店街は焼そばなどの出店で賑わっていました


付け替えられた旧草津川の
河川敷きでは
宿場祭りの大ステージが
設けられ

マーチングバンドや
ゴスペルクワイヤー
ストリートダンスなど
賑やかなステージが
繰り広げられ
大勢の人達が屈託なく愉しんでいました。

同じ日、東京では
阿部首相の肝いりで
政府主催の「主権回復の日」祝賀会が
多くの反対の声を押し切って強行されました

日本を形式的に「独立」させた
サンフランシスコ条約と
「日本全土の基地化」を明記した
日米安保条約が1952年4月28日に
発効して60年目の日です


同時に、サンフランシスコ条約で
北緯29度線以南の
沖縄、奄美、小笠原が
本土から切り離された
『屈辱の日』であり

日本本土では
日本の独立以後は、
全面撤退するはずであった米軍が
日米安保条約によって
居座ることとなってしまった
「米軍基地化の日」
でもあるのです

また
沖縄の北、北緯27度線の海上では
1963年から毎年4月28日に行われてきた
「沖縄の祖国復帰」を願う
海上集会が再現されていました


海上で調印された
「友好平和宣言」では

復帰40年の現在
全国の米軍施設の74%が存在し
米軍による事件や事故が
後を絶たない現状を告発し

基地も核もない沖縄の実現をめざそう
と、呼びかけられました

憲法9条を変え、軍隊の保持を
公言する今の政府・・

どうも、たこ焼きを食べ、賑やかなステージを
愉しんでばかりはいられないようです

「人にやさしくきもちいい」家づくりの前提は
「人にやさしく平和な社会」ですから・・


 

 
≪  レ・ミゼラブル ≫

2013年3月22日(金) : ミュージカルの舞台の興奮と感動を
  ・                スクリーンに詰め込んだ映画を観る 


・・闘い・夢・希望と愛があふれて・・


ロンドンで27年前から
ロングランを続ける
ミュージカルの最高峰

全身に沁みわたる
深い感動を与える
すばらしい映画でした

一個のパンを盗んだ罪で
19年間服役した
ジャン・バルジャン




神父に救われ
ジャベール警部から執拗に追われながら
人としての尊厳と慈愛を失わないバルジャン


困難を生き抜く人間の不屈の魂の叫びが
深く心に響き渡りました

 

バルジャンの工場を解雇され
娼婦に身を落としていた
ファンテーヌが
貧民窟で唄う
「夢やぶれて」

社会の不条理に
虚しさと悲しみが溢れ
胸が苦しくなりました




ファンテーヌ役のアン・ハサウェイが
「プラダを着た悪魔」の主役だとは
思えない凄まじい役を演じていた

アカデミー賞の助演女優賞はさすがです



里親に預けた娘コゼットを想い
謳うファンテーヌの母の愛

バルジャンがコゼットに注ぐ
無償の愛

コゼットとマリウス青年との
澄んだ愛

革命の戦いの中で
一途にマリウスを想う
エポニーヌの愛

犯罪者バルジャンに向けた
神父の愛・・・




レ・ミゼラブルには
数多くの愛のエピソードが
詰め込まれているのです




苦難に満ちたバルジャンの人生が
血のつながりを超えて
絆を深めた
コゼットの存在で報われていく

修道院で
コゼットとマリウスに
見守られながら
最期を迎えるバルジャンを

天使となったファンテーヌが
迎えに来る・・・






舞台は1832年のパリ
7月革命後の社会は格差が広がる中で

労働者や学生が不満を募らせ、
革命の機会を伺っていた




生きるのが難しい時代だからこそ
輝きを増す人と人との絆

誰かのために生きる尊さ

人間の尊厳・命の尊厳を
謳いあげる

消費税を上げ
原発は温存し
社会保障を切り縮め

社会の弱者を切り捨てようとする
今の日本の政治の中で




『レ・ミゼラブル』は共感を呼ぶ

人間にとって大事なものは何か
どう生きるべきなのか

愛と勇気と希望をもって
一人ひとりの命の尊厳を慈しむ社会をめざす
困難を生き抜く不屈の魂をもって・・

心に響く映画に久しぶりに出逢った





 ≪  旅立つ子どもたち・ ≫

2013年3月19日(火) : 小学校の卒業式に列席させて
           いただきました・・ 


・・ひとり一人が輝いて!・・



昨年の夏
町内会の納涼祭に参加して
焼きそばやカキ氷を食べ

屈託なく笑い転げていた
子どもたちが

それぞれ別れの
スピーチをおこない
アンジェラアキの
手紙 拝啓15の君へ
(12の君へに替えて)
をみんなで合唱していた

涙ぐむ子たちも
しっかり歌い
感動的な旅立ちでした

「自分とは何でどこへ向かうべきか
問い続ければ見えてくる」

「荒れた青春の海は厳しけれど
明日の岸辺へと夢の船よ進め」

「消えてしまいそうな時は
自分の声を信じて歩けばいいの」

子ども達の挑戦と成長の
戦いが今また始まる

 

 
≪  東南海地震避難訓練・ ≫

2013年2月19日(火) : 町内会の活動原点は安全・安心の
        地域づくりです・・ 


・・町内から一人の犠牲者も出さない為に!・・


神戸大震災の日にちなんで
1月17日は防災の日です

町内会長最後の仕事として
神戸震災から18年と1か月目の
2月17日
町内会を上げての
東南海地震対策の避難訓練を
実施しました
 
東南海地震がこの30年以内に
発生する確率は
極めて高く70%を超えているのです

滋賀県湖西活断層帯が動いて起きる
地震の確率は
全国に100程度ある活断層の
トップクラスにある

草津は地震に関してはとても危険なゾーンに
属しているのです

今回の避難訓練を行うにあたり
各世帯の構成人数と年代及び性別
それから避難するのに介助が必要かの
登録をおこないました

実に91%の世帯が登録していただき
訓練に130名を超える住民が
参加しました

住民の関心はかなり高いものでした

犠牲者を減らすには、如何に組織的に避難ができるかに
かかっています
毎年防災の担当者が替わっていては継続的な訓練の
蓄積ができません

町内会組織の中に
『自主防災委員会』という専門委員会をつくり
複数年任期の委員として
隊長1名 副隊長3名に着任していただきました

地域の自主防災専門チームの発足です


町内会組織の存在意義の原点は
安全で安心して住める地域づくりです

災害の時には被害を最小限に
食い止めることが一番大きな役割
となります


日常的に住民のコミュニケーションを図り
連帯感を育むことで
地域はどんどん強くなります

町内会組織にもう一つの専門委員会を立ち上げました
『地域活性化委員会』です

次年度はこの委員会で地域の活性化を
進めて行きたいと思っています




 
≪  新春初笑い・ ≫

2013年2月1日(金) : 第3回こびらい寄席・・ 

・・桂九雀さんと全柔連 園田監督・・


桂九雀さんに
こびらい診療所の生協ホールで開催する
こびらい寄席に
今年も登場していただきました

たっぷり一時間
笑わせていただきました

九雀さんも50代になり
「人情話もするようになりました」と
思わず涙が出そうになる話も
聴かせていただきました

年を追うごとに磨かれた芸が
生協ホールを埋め尽くした100名近い満員の聴衆を
江戸の世界に引き込みました

昨日 全柔連の園田監督が辞意を表明と
ニュースが流れていました

オリンピック選手の合宿で
代表監督が暴力でしごいていたという・・
日本の最高レベルのスポーツの現場で

指導者のレベルの低さの現れでしかない
暴力がまかり通っていたことには
驚いた

寄席の常設小屋で
下手な落語をすると
常連客は足を向けて寝転んだと言う

客を笑わせられないのは
芸人の未熟さ

選手たちが伸びないのは
指導者の力量不足そのもの

九雀さんと園田監督
二人から学ぶことは多い・・!!




 
≪  巳年 謹賀新年・ ≫

2013年1月18日(金) : 米澤紀行・・ 

・・あけまして おめでとうございます・・


年末から年始にかけて
昨年10月に天寿を全うした
母の故郷
山形県米沢市を訪ねた

米沢には名湯がいくつもあり
その中で
小学校の時に行ったことのある
小野川温泉に泊る

小野川温泉は
硫黄分・塩分・ミネラルが豊富で
美肌の湯と言われ
かなり熱めの源泉が
24時間 風呂に流れ込んでいる

唐破風の公衆浴場が
温泉街の二股に道の分かれる
間に建っていた


小野川温泉の旅館春木屋の帳場には
重箱と屠蘇が飾られ
正月を祝っていた

このカウンターの足元には
コタロウという
とても賢い柴犬が
宿泊客を迎えてくれる

福島県から避難してきた人たちも
コタロウと温泉に
癒されたことだろう



春木屋は老舗の旅館なのだが
とてもきもちよい改装がされていた

黒く着色された柱や敷き鴨居と
漆喰調に塗られた白壁の
コントラストが雪に映え
落ち着いた空間を生んでいました

玄関ホールの袖の壁には
昔は公衆電話が置かれていたのだろう
電話台が設えられていて

飾り棚の役目を果たしていた


部屋の入口の引戸は
杉の舞良戸で
とても軽くて気持ちいい

舞良戸は厠の引戸にも
使われていた

窓の内障子の框には
印篭决りが設けられ
丁寧に創られた建具でした



米沢を訪れたのは30数年振りであったが
4軒のいとこ家族にとても温かく迎えていただいた
母の姉や兄のお仏壇にも
ようやくお参りすることができた

母と容姿から振る舞いまでそっくりな
伯母にもお逢いでき胸がいっぱいに
なりました

遠くの親戚を訪ねる旅は
自分のルーツをたどる旅に
なったようです


上杉謙信を祀る
上杉神社は雪にふり籠められ
静かにたたずんでいました

温かな小野川温泉に
あたたかな人々と
触れ合うことのできた
4日間



一年の始まりを祝う
最高にあたたかな正月となりました

 ・・本年もよろしくお願いいたします・・


・・人にやさしくきもちいい、街にとけこむたてものを・・

畠山フォルムデザイン設計事務所 〒525−0026 滋賀県草津市渋川1丁目6−20

TEL: 077-566-5171  Fax: 077-566-5172 

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