| HOME | すてきな建物のエレメンツ | きもちいい建物紹介 |  いき・粋HFD | HFDのつぶやき | リンク集| お問い合わせ

hfdlogo1.jpg - 9,671Bytes

logotubuyaki.jpg - 9,551Bytes

****2019年  4月号****

《バックナンバー》 02年03年04年 05年06年07年08年09年10年11年12年
13年14年15年16年17年0117年0217年0318年

 


≪ 国宝 耀変天目茶碗 ≫ 03

2019年 4月 12日(金) : ミホ美術館        .

・・大徳寺 龍光院の耀変天目展に行きました・・
 

南宋時代中国の窯で茶碗を焼くときに

僅かな確率で出現した耀変天目茶碗

現存するのは世界で3点

その全てが日本にあり

3点とも国宝に指定されている


 

現在、東京静嘉堂文庫

奈良国立博物館・ミホ美術館で

同時に3点が公開されている

ミホ美術館では

いままで殆ど公開されたことのない

大徳寺龍光院の曜変天目が

茶入れ等と一緒に展示された



 


津田宗及の竹茶杓

「茶杓は人なり」と称せられ

数寄者たちは自ら削った

茶杓を贈り

交流を深めた

桃山時代 16世紀

 


龍光院耀変天目

茶碗の中に

宇宙があるような

きらめきです

 

龍光院丸壺茶入

津田宗及

茶入は南宋時代に

添えられている盆は

元〜明時代の

菱形内黒外屈輪文盆

(ひしがたうちくろそとぐりもんぼん)


 

重要文化財

龍光院所蔵 油滴天目茶碗

添えられている台は

螺鈿唐草文天目台

琉球 16〜17世紀



 


大徳寺龍光院の

兜門

龍光院は黒田長政が

父官兵衛の菩提を弔い

1606年に建立


 


茄子茶入「国司」

大名物(おおめいぶつ)漢作

藤田美術館所蔵の

唐物茶入です




 


藤田美術館所蔵の

曜変天目茶碗

徳川家康から譲り受けた

水戸徳川家から

藤田家に伝わった

 


藤田美術館が

2022年まで改修中の為

現在奈良国立博物館にて

展示されている



 


丸壺茶入

銘「唐丸壺」

尾張徳川家伝来

徳川美術館蔵



 


静嘉堂文庫所蔵の

曜変天目茶碗



 


国宝3椀の中で

最高の耀変天目と

称されている



 


物相茶入

利休物相

唐物茶入大名物



 


平手肩衝茶入

大名物「金地院」

小堀遠州 有馬家伝来

萬野美術館旧蔵




≪ 『日日是好日』 ≫ 02

2019年 3月 1日(金) : 樹木希林と黒木華が好演        .

・・樹木希林さんの最後の映画となりました・・

 


観たかった映画だったので

まだ上映していた

十三まで行ってやっと観る事が出来ました


 

禅語の『日日是好日』そのままの

精神世界の深遠に触れることの出来る

すてきな作品です


 

樹木希林のほのぼのとした

雰囲気はなんとも言えない

柔らかな味です


 

ここでは表千家の茶道なので

帛紗捌きに

ちり打ちが入るのが面白い




 

お茶はまず形から・・

形が出来上がってくると

心が入ってくる・・と教える。

能から生まれた「守破離」の変化と

おなじ


 

茶入れから茶をすくうにも変化がある

「初中後」

一杓目は少し  二杓目は少し多く

三杓目は最も多くすくい

適量とする


 

茶碗に茶をいれ

茶せんで茶を点てる

お湯とお茶がしっくりとなじむように

穂先に気持ちをこめて・・


 

お客とはいつも

一期一会の気持ちで点てる

二度とないかも知れない

時間だから・・




 

『喫茶去』という禅語

「まあお茶でも・・」の意

でも奥は深い・・


 

典子と美智子が額を見る・・

頭の中に 「?????・・」

いまは分からなくても良いと言う


 

「守破離」の変化が

生き方に多くの示唆を

与えてくれる


 

本物に触れることは

人をみがく

目を養うことで

世界は広がる


 

お茶の愉しみの一つが

季節ごとの和菓子です

京菓子岬屋の下萌

新芽のほころぶ しぐれ饅頭

春の息吹を感じさせる

 

塩瀬総本家の紫陽花

涼しげな錦玉羹(寒天)の和菓子

手の平の懐紙の上で

夏を感じることが出来るのは

とても幸せなこと


 

心が揺れる時は

達磨和尚に睨んでもらう




 

悲しみにくれた時は

ありのままを受け入れる


 

掛け軸の文字は

読むのではなく

感じると説く


 

にちにちこれこうじつ・・

晴れの日も雨の日も

全身全霊で季節を感じること・・

ありのままに





初めてお茶に取り組んだ

樹木希林と黒木華に

お茶の深さを教えてもらった

すごい人たちです




 


≪ 賀 正 ≫ 01

2019年 1月 15日(火) : 長治庵と啓翁桜             .

・・雪と桜・・ 
 

正月早々から咲く

縁起物の啓翁桜が

雪深い山形の親戚から

届いた




 


さっそく玄関に飾る

流木荘りには

千両の色紙


 


葉牡丹も

彩を添え


 


啓翁桜と

呼応しています




 

年末には

琵琶湖の北東に位置する

雪深い郷の宿で

娘家族と共に

小旅行


 


茅葺の旅籠

長治庵は

江戸時代からつづく

木之本の宿の

囲炉裏のある旅籠です

 


広縁の雨戸は

雪が深いときは

建て込まれています






客室前の廊下の天井は

折上げの竿縁天井で

飴色が時代を

感じさせます



 

一晩で1尺は積もりました

客室棟から

囲炉裏のある主屋座敷へは

雪の中を渡っていきます

段には滑らないように

藁が敷いてありました


 


茅葺の屋根が

雪をかぶって

ふっくらと


 


軒下を伝って

母屋ヘ向かう通路には

雪囲いが架けられていました

まるで

雪深き郷 山形に

訪れているかの錯覚を

覚えました。






・・人にやさしくきもちいい、街にとけこむたてものを・・

畠山フォルムデザイン設計事務所 〒525−0026 滋賀県草津市渋川1丁目6−20

TEL: 077-566-5171  Fax: 077-566-5172 

TOPへ