****2003年5月号****
《バックナンバー》 2002年5月〜8月・9月・10月・11月・12月/2003年1月・2〜3月・4月
『つ ぶ や き』2003年5月号 |
2003年5月11日(日) ・・・『こびらい診療所 健康まつり開催・・』・ しが健康医療生協の診療所であるこびらい診療所で第8回の健康まつりが開かれ、生憎の雨模様の中 700人を越える人たちが集りました。舞台では津軽三味線やフォークソング、太鼓、コーラスなど多彩な企画が行われ、模擬店やバザー、展示と共に診療所ならではの健康チェックコーナーが人気を集めていました。 医療機関である診療所が 地域の人たちが多く参加するまつりを開催するのは こびらい診療所が医療生協の診療所だからなのです。 医療生協は 健康・医療や暮らしにかかわる問題を解決しようと、地域の人たちが組織をつくり、診療所などの医療機関をもち、運営し、力をあわせて運動していこうという 生協法にもとづく自主的な組織なのです。 健康まつりは 現代の中で 崩壊してきた 地域のコミュニケーションを深めて、健康や、暮らしや老後の問題でも 安心して住みつづけられる地域づくを進めようとする運動の一環として取り組まれています。 医療保険がどんどん改悪され、医者に掛かりにくくされてきている中で、この医療生協の活動は貴重ですね。しかし健康を守り高齢者でも住みやすい街づくりを 国や行政に任せておけずに自分たちで運動していかなければ守れない・・・とは ちょっと情けない思いがします。 |
2003年5月5日(月) ・・・『ボーリングフォーコロンバインを観ましたか・・』・ マイケルムーア監督の映画「ボーリングフォーコロンバイン」を観ました。かなり長編のドキュメンタリー映画なのですが 時間のたつのを忘れるぐらい久しぶりに面白い映画でした。カンヌ国際映画祭で55周年記念特別賞をはじめ 数々の賞を受賞したこのドキュメンタリー映画は1999年4月20日にアメリカのコロンバイン高校で起こった、2人の高校生が12人の生徒と1人の教師を射殺したのち、自殺するという衝撃的な事件を題材にしている。 銃の所有率はカナダと変わらない・・家庭の崩壊はイギリスの方がひどい・・ビデオゲームのバイオレンスの氾濫は日本の方が進んでいる・・ なのに、なぜアメリカだけが銃社会の悪夢から覚めることが出来ないのか??マイケル・ムーアがその大きな体をゆすりながら問題の核心に迫るために、マイク片手に突撃取材を敢行していく。 『ベン・ハー』や『サルの惑星』の主演俳優のチャールトン・ヘストンは魅力的な俳優であるが、98年からは全米ライフル協会の会長となり、アメリカの銃社会の擁護者を代表する顔となったのです。 コロンバイン高校の事件の直後 同市を訪れ全米ライフル協会の集会を開き 銃の必要性を叫んだヘストンに マイケル・ムーアが突撃取材をおこなったシーンが 映画の最後で紹介されていた・・「なぜアメリカから銃がなくならないのか?」と問われたヘストンが「アメリカの歴史は血にまみれた歴史だからさ。それに人種のルツボだろう?」などと タジタジとなって答えていた・・・・ 必見の価値あり!!!です
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2003年5月4日(日) ・・・『薬師寺に参詣』・・
けっこう何回も奈良には行っているのだが、なぜかゆっくりと薬師寺を訪れたことは無かった。夏日となった連休の一日、4年ぶりにアメリカから帰ってきた娘を含め家族4人で参詣することにした。 薬師寺は東塔を除く 西塔、金堂、講堂、回廊 全てが再建された新しい伽藍です。建立当時はこのように朱に塗られたきらびやかな建物であったのでしょうが、1300年前に建立された古い東塔が一番落ち着きます。やはり歴史の持つ重みなのでしょうか・・ ゆったりとしたときの流れを感じるます。なんともいえないやすらぎと温かさが滲み出してくるのです。 鉄骨や鉄筋コンクリートの建物が1300年も持つことは考えられません。日本の気候の中で『木』の持つ力をあらためて見直しました。 |
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